埼玉県さいたま市北区日進の泌尿器科・内科、あらい医院
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診療9:00〜12:30/15:30〜19:00 休診:日曜祝日、木曜土曜の午後

前立腺の病気

前立腺の病気について

前立腺肥大症

前立腺肥大症

前立腺の内腺と呼ばれるところが加齢と共に肥大して尿道を圧迫し、尿が出にくくなったり、膀胱が刺激を受け頻尿や残尿感が生じます。通常、膀胱刺激症状から発症し徐々に尿腺が細く、出難くなってきます。初期の肥大症を含めると60歳以上の男性には、ほとんどの方が前立腺肥大症になっていると言われています。

診断方法

診断には簡単な問診と、超音波検査で前立腺の大きさを調べ、尿の出方を尿流測定器で計測して前立腺の状態や排尿状態を把握します。
また、血液検査で癌との鑑別検査を行います。

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治療方法

治療は尿道を拡げたり、前立腺のむくみを改善させる内服薬を患者様個々の症状に合わせてオーダーメイドに処方致します。内服薬であまり効果が得られなかったり、根本的治療をご希望の方には手術をお勧め致します。しかしながら、最近はかなり効果的な薬も開発され、手術をしなければならない方は少なくなってきました。

前立腺癌

前立腺肥大症が前立腺の中心に起こるのに対し、前立腺癌は外側に生じる為、進行するまで症状が現れません。早期で発見される場合は前立腺肥大症の検査中に偶然発見されたり、検診等の前立腺癌マーカー(PSA)の異常で発見されることがほとんどです。

診断方法

診断には肛門から指を入れて前立腺の硬さを調べ、超音波検査で前立腺内部の状態を観察します。前立腺肥大症や後述する前立腺炎でもPSAが若干高くなることがあり、それらを考慮した上で尚、前立腺癌が疑われる場合には組織生検を行います。肛門から超音波器械を入れ、テレビモニターを見ながら局所麻酔下で、針を使用し組織を採取します。

当院はさいたま市検診の前立腺癌二次検診施設となっており、日帰りで組織生検を行っております。
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前立腺癌の診断方法

治療方法

治療方針は前立腺癌の悪性度、癌の進行具合、患者様の年齢や他の病気の有無によって総合的に判断します。開腹手術や内視鏡による前立腺摘出、放射線治療、注射や内服薬による内分泌治療等があります。中には生命の危険を脅かさないおとなしい癌もあり、高齢の方で、悪性度の低い癌はではそれらの治療を行わないで経過を見る場合もあります。その判断は泌尿器科専門医にお任せ下さい。

前立腺炎

前立腺肥大症や前立腺癌が比較的高齢者の病気であるのに対し、前立腺炎は若い方にも起こります。長時間の座位による前立腺のうっ血や細菌、ウィルスの感染が原因で頻尿や残尿感、排尿時痛が見られます。急性炎症では高熱と尿が出難くなったりすることもあります。

診断方法

診断は尿検査で感染の有無を確認し、超音波検査で他の病気を除外し診断を出します。

治療方法

治療は抗菌剤や消炎剤の内服や、点滴で抗生物質を投与することもあります。

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